腎移植の方法について
腎移植の実績
腎移植の成績 腎移植患者の生存率は、生体腎移植では10年で91.0%、献腎移植では10年で82.9%です。また、腎移植の生着率(移植した腎臓が機能している確率)は生体腎移植では10年で80.8%、献腎移植では10年で74.5%です。生存率も生着率も年々良くなっています。しかし、近年は高齢者や糖尿病性腎症などのハイリスクな患者への腎移植が増えてきており、生着率の成績はやや下がり気味です。また、現在は血液型が違っても腎移植は可能です。2013年までで、腎移植では2,500例以上の血液型不適合腎移植がおこなわれており、移植の成績も血液型が一致している組み合わせと比較しても同等の成績です。